戦隊もの２

戦隊もの２　～グリムジョー編

「きゃー！！助けてー！急に空からオールバックの男がっ！！」
「むむ！現れたな、怪獣アイゼンダーめ！！本部、こちらルキア！応答願います！」
“ザーザーザー”
「応答がない…本部までやられたか！仕方ない、ここは私一人で！」

「この世にさまよえる魂がある限り…救済戦隊ソウルレンジャー・ホワイト、変・身っ！！」
「駄目だ」
「は！？お前はソウルレンジャー・ブルー、グリムジョー」
「俺が行く」
「何を言っている。お前、この間の戦闘で片腕をなくしたばかりではないか」
「んなもんハンデだよハンデ！ルキア、お前は本部でじっと座ってろ！」
「私とてレンジャーの一員だ。闘って平和を守る覚悟くらいある」
「んなこと言って、怪我したらどうすんだよ！」
「な！？」
「擦り傷とか青あざとかできたらどうすんだよ？」
「貴様の言える台詞か？お前この間、攻撃ミスで私の腹に穴を開けたではないか！」
「…言うなよそれを…」
「…ま、待て、私が悪かった、言いすぎた。だから泣くな、ブルー」
「悪かったと思ってんだよ、」
「わかった、お前の気持ちはよーく分かった。だからとりあえずアイゼンダーを倒そう」
「俺なりに責任の取り方考えたんだぜ」
「それは後で聞くから、アイゼンダーを倒す…」
「これをやる」
「そ、それは貴様の片腕ではないかっ！？そのような物はいらぬ！えぇい、こうなったらソウルレンジャー・オレンジ、一護を呼ばねば」
「なっ…そうか、やっとわかったぜ。一護の野郎が邪魔しやがるんだな」
「いや、そういうわけでは…」
「くそっ、ぶっ殺してやる！」
「待て！どこに行くのだグリムジョー！！あぁアイゼンダーが…街が壊されてゆく…」

それでグリムジョーは一護を狙っているのではないかと。

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